歌をコントロールする
こんにちは、トレーナーの古賀です。
本日は、歌をコントロールすることについてお話ししていこうと思います。
皆さんは何を考えながら歌の練習をしていますか?
何となく歌っている方や、「うわーサビが来る、声出るかな」などなど不安に思いながら歌っている方もいらっしゃるかもしれません。
僕自身、昔は何となくで歌の練習をしていました。とりあえずたくさん歌った結果、音はそれなりに出るようになったのですが、曲としてはなんか微妙… みたいなことがよく起こっていました。
今考えると、自分で歌をコントロール出来ていなかったんですね。
どういうことかと言うと、例えば無意識でしゃくりやビブラートを多用していました。
別にしゃくりやビブラートを使ってはいけないと言っているわけではありません。
ただここで問題なのは、「無意識」に使っているという点です。
なんとなくで歌っていると、気付かないうちに同じテクニックを連発することで、聞き手側にくどい印象を与えてしまっているケースが多いように思います。このような無意識によるしゃくりやビブラートはテクニックというよりもコントロールできない「癖」ということになってしまいます。
KISSでは、トレーニングの過程でしゃくりやビブラートを止めて歌うということをやって頂いています。そして自分の無意識に気付いた上で、意図的にしゃくりやビブラートを入れていくようにして、コントロールされた歌にしていくのです。
僕自身生徒時代に散々苦労してきましたが、癖を直すということは思った以上に大変で、一人ではなかなか難しいなという感想を持ったことを覚えています。
自分の無意識に気付き、コントロール下で歌うという感覚を是非KISSのトレーニングで一緒に身につけていきましょう!