YouTube~誰も教えてくれない腹式呼吸のメリットとデメリット②

ボイトレblog(新宿・渋谷・池袋)

皆様、グッドボタンとチャンネル登録をよろしくお願いいたします。

今回は「誰も教えてくれない腹式呼吸のメリットとデメリット」シリーズの2回目ということで、腹式呼吸のルーツについて解説しています。

腹式呼吸は元々歌ではなく、ヨガの呼吸法の中の一つでした。健康法であるヨガにはたくさんの呼吸法が存在し、それはお腹を含む全身の呼吸ルートを健康に保つ為に発達してきたものです。腹式呼吸は健康に良いというイメージが先行していますが、それは元がヨガ(=健康に良いもの)だからであり、実際にそれを証明する根拠は示されていません。ヨガにおける腹式呼吸は、他の呼吸法と併せた総合的なプログラムの一部として存在し、それ単体ではむしろ呼吸機能をお腹に限定する、不完全で不健康なものだとさえ言えると思います。

歌の腹式呼吸は、クラシック業界がお腹で支えて大声量で歌う為に取り入れ、発達してきたものですが、オペラの世界ではイタリアとドイツで真逆の身体の使い方をしているという事実をご存知ですか?

同じオペラの中でもお腹を膨らませて吸うのか、凹ませて吸うのかなど違いが存在しているのです。

クラシック業界の方たちが作ったボイストレーニング業界では、イタリア式の腹式呼吸が採用されているようですが、それがなぜポップスに有効なのか、ドイツ式ではダメなのか誰も説明できていません。そんな議論をするまでもなく、ジャンルが違うのでどちらも有効ではないですが。。

さらに腹式呼吸が身体に与える害についても触れていますので是非ご覧下さい!

ここだけ読めばボイトレの謎がすべて解ける!

KISSが現代ボイトレの常識を根本から覆します。「生まれつき歌が上手い人」の秘密を是非一度お読み下さい。

喉を開いて高音で歌う方法

関連記事一覧

カテゴリー