オペラでポップスは歌えますか?

ボイトレblog(新宿・渋谷・池袋)

チェストボイス・ミドルボイス・ヘッドボイスとは?

「チェストボイス・ミドルボイス・ヘッドボイス」という言葉を耳にしたことはないですか?

動画で話してるのは、男女混合C1〜C7まで、楽器の音域を分けたものが、
チェストボイス・ミドルボイス・ヘッドボイスという概念らしいです。合唱などで、バス、バリトン、テノール、とかソプラノ、とかよく聞きますね。

声区・せいく

ポータル クラシック音楽
声区(せいく、レジスタレジスターvoice-registervocal-register)とは音楽発声(人声及び楽器の発音)の分類に関わる語である。器楽ではパイプオルガン等で使われる言葉で、声楽用語の声区はパイプオルガンにおける概念を人の声に当てはめたものといわれる。

Wikipedia

なるほど、パイプオルガンだったんですね。ずっと読んでいくと「声区と声種」を混同して語られるとか、いろいろ声楽の専門家の間でも勘違いされてることも指摘されています!

オペラをポップスへ指導することは数学的に間違っている

もう一回この図を見てください。ポップスの音域はだいたい1オクターブちょっとですよね。それなのに6オクターブを分けた区分で説明しています。

それに、声楽では譜面を重視するからKey変更はしないのが基本。だから人間が譜面通りの音程の高さを出す目的の為、発達してきた発声方法なんでしょう。

では、ポップスはどうなるかというと、逆です!音程が高いとKeyをシンガーに合わせて変更しますよね。上の図の鍵盤を上下に動いてしまうから、分ける意味が曖昧になってくる。「分けられない」が正しい!

音楽は数学だから「あきらかに破綻」しています。

常識で考えてみてください、オペラの発声方法でポップスが歌えるようになりますか?

ここだけ読めばボイトレの謎がすべて解ける!

KISSが現代ボイトレの常識を根本から覆します。「生まれつき歌が上手い人」の秘密を是非一度お読み下さい。

喉を開いて高音で歌う方法

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