綿棒矯正による意識改革

東京ボイトレ法のトレーニングメニューの1つ。綿棒で鼻を広げながら歌わせることで、「生まれつき歌が上手い人」の感覚を疑似体験させる。元々人間は歌っても喉が締まったりしないこと、「苦しい原因は病気」であることを知らせる。そして副鼻腔炎・蓄膿症の改善策の頭式呼吸(とうしき)の重要性を理解させ意識を高める。

目的1.音程が外れるのは鼻づまりが原因と知る疑似体験

「脳の音感」を鍛えることが一般的な歌の練習法となっているようだ。だけどそれでは「根本の歌は上手く成らい」ことをKISSは知っている。何故なら「生まれつき歌が上手い人」は基礎など習っていないからだ。それでは「どうして生まれつき歌が上手いのか?」は、第一に健康な呼吸機能にある。

目的2.歌うと喉が締まったり苦しいのは鼻づまりが原因と知る疑似体験

綿棒矯正をすることで麻痺していた呼吸ルートへ空気が一時的にとおる。今まで正常だと思っていた呼吸が、実は麻痺していたことに直ぐに気づく。同時に「歌っても苦しくない感覚」や「喉が開いた感覚」を体験させることができる。

目的3.頭式呼吸で鼻づまりを改善することが「歌の基礎」と知る疑似体験。

綿棒矯正で鼻を広げるだけで「自動的に音程が良くなる」感覚が経験できる。そこから歌は「鼻づまりを改善すること」が重要だと意識を変える。そしてその改善方法の頭式呼吸(とうしき)により励むことができる。