歌が上手い人は地声
歌が上手い人は地声が安定しています。その「安定」とは具体的に言うとどういうことでしょう。
- 声が震えずに伸びる・初めから力は抜けている
- 歌っていても苦しくない ・初めから力は抜けている
- 地声から裏声がスムーズ ・初めから力は抜けている
声が震えずに伸びる

日本人の1億人以上が鼻づまりです。ボイストレーニングを受けている人で言うと、少なく見積もって95%以上の方。鼻づまりの自覚がなくても呼吸器のどこかで詰まっています。
その詰まりの箇所が多い程、声が震えて安定しないのです。詰まっているから余計な筋力で音程をとろうとするのです。だけど筋力で音程を取ろうとすると、緊張緩和を繰り返し「声の震え」を引き起こしています。
良くボイストレーナーが「力を抜いて」と指導していますが、その原因は「鼻づまり」なので不可能です。また一般ボイストレーニングの正体はオペラなので、ポップスには逆効果となり、歌えなくなります。
歌っていても苦しくない

上のCT画像が「歌が上手い人」です。言い換えれば「鼻づまりでない人」です。日本人の1~2割しかいません。元々人間は歌が上手く歌える構造で生まれています。歌が下手なのは極端に言うと「病気」です(笑)。

上の図が日本人8~9割の鼻づまり、代表者の方です。私も若いころ受けた腹式呼吸のボイストレーニングのせいでこうなりました。もし自分で研究していなかったら、もう命を落としていたことでしょう。
ボイストレーニングを検索してこのページに辿り着いた「あなた」は、間違いなくこちらのタイプでしょう。ここで重要なのは、ボイストレーニングを行う前提条件として「人間は2通りいる」ことに気づいて下さい。
- 鼻づまりでない人に一般ボイストレーニングは 害にはなりません
- 鼻づまりな人に一般ボイストレーニングは危険です
一般ボイストレーニングの正体はオペラ(クラシック)です。あなたがカラオケで歌ポップスと正反対の発声方法です。
地声から裏声がスムーズ
ミックスボイスと一般ボイストレーニングは嘘ばかり宣伝しています。地声から裏声へスムーズに変化する切り替わりのポイントを「かんせいてん」と言っていますが、別に大したことではありません。「鼻が詰まっていなければ簡単」にできます。
ちなみにミックスボイスとはフランスオペラのテクニックであり、ポップスやロックとは関係のない発声方法です。
