腹式呼吸
沢山のボイストレーニング経験者がKISS MUSICに通って頂いています。腹式呼吸ばかり習っていたそうですが、その中の誰一人として空気が吸えていた方はいませんでした。それどころか誤って解釈された呼吸法を指導された為、空気の吸い方が解らなくなっていた生徒さんもいました。誤って解釈された「腹式呼吸」は現代音楽の歌唱法に適していませんよ!
<日本のボイストレーニングのルーツ>
インターネットで検索すると昭和初期の日本歌謡界のボイストレーニングは、 「ベルカント唱法(クラシック)」を基にされていたと出てきます。私も全く同意見です。 昭和初期の歌手の方って、お腹から声を出しているような歌い方でしたよね?! 皆さんは、あの歌い方を目指しているのですか....?
腹式呼吸はクラシックの発声法
「ベルカント唱法」は「イタリア」で開発されたのです。ならばイタリア語を日本語に翻訳した人がいるはずです。 では、日本に昔から「空手」という文化がありますが、その呼吸法を何と呼んでいると思いますか? 「腹式呼吸」です。最近流行っている「ヨガ」の呼吸法を何と呼んでいますか....? 「腹式呼吸」と言ってますよね! 「歌」も「空手」も「ヨガ」も、同じ「腹式呼吸」で良いのですか? 呼吸法の総称であった「腹式呼吸」という「単語」が、翻訳に使われたにすぎないのだと思います。 全て同じ呼吸法なんて、怪しいでしょう?
オーディション審査の実情
昭和初期は、お腹から声を出して歌うのがカッコ良いという価値観の時代でしたが、現代はカッコ悪いという価値観に変化しています。 実際そんな腹式呼吸の様な変な歌い方をしている方を、オーディションで跳ねていました。「腹式呼吸」や「胸式呼吸」にしろ「呼吸法の目的を見失っている」かぎり意味が無いのです。 音楽ジャンルや目的に合った、歌に役立つトレーニングをしましょう。









