喉を開く方法〜頭式呼吸

本来人間は歌っても苦しくならないのが正常です。蓄膿症が喉が絞まる原因です。

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難しいのは慢性副鼻腔炎の方は「鼻づまり」の意識はあっても、軽く考えてしまっていることです。それは麻痺してしまっているからなのです。

共鳴ボイトレ法は「筋力神経覚醒トレーニング」で筋力を動かして神経を目覚めさせて行きます。続いて頭式呼吸の「呼吸神経覚醒トレーニング」で空気道を誘導し、さらに歌いながら使って行きます。この「歌で気道を使う」と言うことが呼吸器を改善することに重要なのです。逆に言うとみなさんは使わないで歌ってきたから早く詰まらせたのです。それは腹式呼吸により呼吸機能をお腹へ誘導されてしまったことも原因の一つかもしれません。

詰まっていた気道に空気が流れると、その周辺の呼吸器の感覚が一気に「スー」っと目覚めます。その時きっとあなたは「何て体が楽なんだろう」と、本来の呼吸のありがたみを感じるハズです。そしてしばらくすると大量に鼻汁が溶けだしてきますよ。そしてどんどん歌ってその気道を普段の基礎呼吸でも使えるようにトレーニングしていきます。

空気を呼吸器官全体に流すことが必要

副鼻腔炎と言うと顔面の後ろだけのことだと?想像されると思います。ですがKISSの研究では呼吸機能全体が問題だと分っています。鼻から入った空気は頭部全体を巡って首を通り肺へ達します。この全てを改善させないと「鼻は通らない」のです。ワインの入った瓶に空気を送り込んでもワインが満たされているので、空気は瓶の底へは届きません。蓄膿症はその状態なのです。ですから体の中の毒を体外に排出することが重要です。

人間の頭部・首・肺は管楽器です

メンテナンスしていないトランペットの管がサビて詰まってしまっています。もし直そうと思ったら、洗浄したり詰まりを溶かしたりクリーニングをしますよね?私達は人間なのでクリーニングの代わりにデトックスをすることになります。デトックスとは体内にたまった毒素を排出させることです。

人間の呼吸機能は全身です。ですがここでは「頭部、首と肺」と考えて説明します。もし「頭部、首と肺」その輪郭の大きさを1つの空間にイメージできたら、あなたはかなり上手に歌える方だと思います。何故なら肺のように「いつも頭部と首に空気が満たされている」からです。

今まで「肺活量」と言う言葉が使われてきたことで勘違いが起きたのかもしれません。これからは体全体の空気量という意味で「呼吸量」と変えた方が良いと思います。

逆に輪郭の内側に壁のような物を感じて部屋のように分かれていたり、もしくは空洞が感じられないとしたら、歌うと苦しくなってしまうことでしょう。あなたの体内の空洞体積は小さすぎます。古いワインがゲル状に固まってしまっているかもしれませんよ!それを肉や骨と勘違いして生活しているかもしれません。そのまま歌の練習を続けることは危険だと思います。