ポップスのボイストレーニングは誕生して無かった

一般ボイストレーニングの正体はクラシックのオペラです。

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※私は元Sony Music音楽プロデューサーです。こちらは過去の記事になります。当時は本当のことを皆さんに伝えたくて口調の強い批評となってしまいました。全て根拠を踏まえた事実ですから批判は一切しておりません。ですが年を取って少し丸く成ったのでしょうか、また新型コロナウィルスの影響でしょうか。「真実だけでは世の中を動かせないものだ」と悟りました。

オペラの発声法をポップスのボイストレーニングとして指導することはデマとなります。私はポップスの専門家として「発言しても許される立場」にあるはずです。ですが腹式呼吸やミックスボイスが持てはやされて来た背景には、ニーズや理由があったのでしょう。何故なら誰も本当の発声メカニズムを解き明かせていなかったのだから。

その反面デマ情報に振り回されて「歌えなくなってしまった方々が多い」のも事実です。ですからこの過去記事は今後も役立つ情報となりえるので、削除せずに残しておくべきだと思いました。

ボイストレーニング業界は正常化して行く途中にあります。それはこの先何十年もかかるかもしれません。それまでニーズがある以上オペラのボイストレーニングも認めようかと…。協力しながら自分達も成長して行く道を進もうと、今は思い直した次第です。 2020/6/19

私は、元Sony Musicの音楽プロデューサーです

現役当時は、音楽専門学校、芸能スクール、ボイストレーニング教室などに審査員として招かれていました。ある日いつものように審査していると、ボイストレーナーさんが、私達メジャーの世界とはジャンルの違うクラシック(声楽系)の方であるということに気が付きました。何故クラシック系の方がロックやポップスを指導しているんだろう?

え?!もしかするとボイストレーニングの正体は「声楽(オペラ)」???…、なるほど!だから「腹式呼吸やミックスボイス」と騒いでいたんだ!!ずーっと何かおかしいとは思っていたけど、ロック・ポップスのプロとして放っておけない、若いプロ志望者に知らせてあげなくては。だけどこれは社会的なデマということになるけど。何故なら「ロック・ポップスのボイストレーニングはまだ世界的に誕生していなかった」ということなのだから。

ボイストレーニングを習おうとこのページに辿り着いたあなたは、きっと歌が苦手な方だと思います。多分KISSよりも大勢のボイストレーナーの言葉を信じてしまっていることでしょう。だけどそれは「あなたが望むポップスの発声とは正反対の効果」となってしまいます。何故ならオペラとポップスは正反対の指向性の発声方法ですから。

代表取締役

ボイストレーニング業界はクラシックの声楽科出身者が作った

イメージですが、ボイストレーナーは音楽大学の声楽科卒業生が50%、そしてボイトレ本(中身は声楽)を読んで指導する方が50%ぐらいではないでしょうか?無資格なので誰でもなれてしまいます。先生のプロフィールを良く確認すると良いです。LAやNew York帰りでも声楽の発声方法に基づいたものを習っているので、POPS・ROCKに関しては素人さんとなります。ジャンルが違うので。

本当の腹式呼吸はヨガ、ミックスボイスはフランスオペラ

ヨガの腹式呼吸は安全なのですが、歌の腹式呼吸は不完全なコピー商品みたいなもので危険です。腹式呼吸は「歌の基礎」ではありませんよ。音大の声楽科卒業生が「オペラを指導する都合」で広めた、「一般ボイストレーニング業界の宣伝の基礎」です。メジャーシンガーがお腹で呼吸しているように見えますか?昭和歌手のような腹から歌っている発声ではないでしょう?

 歌がヘタな原因は何なんだろう…

オーディションで合格してデビューして行くプロシンガーの殆どがボイストレーニングを受けた経験がありません。学校のクラスに一人ぐらい歌の上手い子がいませんでしたか?いたでしょう。その子はボイストレーニングを受けていましたか?受けていないのに歌が上手かったのでしょう。そういう人がオーデイションに応募してきて、その中から私達は審査してデビューさせていたのです。

逆に言うと、ボイストレーニング経験者程、腹式呼吸の変なクセが付いていて不合格になっていました。何故かと言うと、オペラを応用した一般ボイストレーニングではポップスは歌い辛くなってしまうものですから。(ポップスとオペラの違い)

一般のボイストレーニングを習ってしまった後遺症…

私は若いころボイストレーニングが声楽・オペラとは気づかずに腹式呼吸を頑張ってしまいました。そして40を過ぎた頃には、お医者様も驚く程の睡眠時無呼吸症候群の重度な患者になってしまっていたのです。図3.の方は窒息死寸前と思われます。私も自分で「喉を開く方法®️」に気づいていなければ既に倒れていたかもしれません。

実は、大手のボイストレーナーコースで資格をとってボイストレーナーになった方の多くも、私と同じ蓄膿症タイプだと思われます。腹式呼吸は呼吸の筋力習慣を変えて直ぐに呼吸を浅くします。そして呼吸意識をお腹だけに誘導してしまい、その他の呼吸機能を停止させてしまうのです。腹式呼吸は人間の呼吸機能の1/4程度にしか過ぎません。長年指導してきましたが、ボイストレーニング経験者ほど肺活量は減っています。

私は睡眠時無呼吸症候群の重度な患者で本当なら5~6年前に死んでいたかも

私は睡眠時無呼吸症候群の、お医者様も驚くほどの重度な患者でした。夜眠る時は、呼吸が止まらないように約4年間ぐらい、毎月5,000円でCPAPというマスクも着けて寝るのです。ですがCPAPの機械も息苦しくて朝まで着いていたことはめったにありません。そして手術も2回受けました。鼻の骨を削る手術と喉ちんこをカットする手術です。だけど検査の結果、無呼吸症候群は一向に改善されなかったのです。そして私は担当医にこう尋ねました。「私は蓄膿ではないでしょうか?」。すると先生は「君はそんな悪いものは持っていないよ」と…。そして「ひとまず大丈夫だろう」と治療は終了されたのです。約5年かけても改善しませんでした。そうは言っても、最善を尽くして下さったお医者様に、私は感謝をしております。

そういった経験から、睡眠時無呼吸症候群に限らず多くの病気は、今のところは延命治療でしかないのかも?と感じてしまったのです。根本原因が完治しなければ、いくら手術しても再発するのではないでしょうか?巷で聞く副鼻腔炎の手術で粘膜を切除しても再発したという話を良く聞きますから。手術後の患者の再発率を調べたらもしかすると90%以上なのでは?何故なら蓄膿症は毎日膿が溢れて溜まっていくのと、先ほども書きましたが、鼻周りだけの問題ではないと思うからです。さらに皆さんは蓄膿症をほおっておくと命に関わるとは、まだ知らなかったでしょう?

厚生省研究班の調査では、睡眠1時間あたりの無呼吸数や低呼吸数が20回以上おこる場合、5年生存は84%(死亡率は16%)と報告されています。8年ではさらに下がって60%だそうです。この統計が本当だとすると、私は5~6年前に死んでいたかもしれません。だけどボイストレーニング研究という全く別の分野から、人間本来の健康的な呼吸は喉を開く方法であることを発見してしまったのです。今ではどんどん呼吸が改善されて元気になっていますよ!喉を開く方法は釣りの宣伝文句ではありません、人間本来の基礎呼吸ですから。口や鼻だけで呼吸するという誤った常識や腹式呼吸のデマ情報に誘導されていたから日本人の1億人以上が麻痺しています。

◆睡眠時無呼吸症候群と合併症の割合

  • 心筋梗塞   4倍
  • 脳血管障害  4倍
  • 心臓冠動脈障害 3倍
  • 高血圧   2倍

蓄膿症は「単なる鼻づまり」程度に考えている方が多いのではないでしょうか?私の感想では「陸で窒息死してしまうほど怖い病気」だと思います。そして年齢とともに確実に悪化する病気です。特にハイトーンボーカルを目指している若い男性は気を付けるべきです。今までポップスのボイストレーニングと信じていた一般ボイトレ業界の正体は声楽・オペラだったのです。それを知らずに蓄膿症の方が受講されてしまうと、肺活量を減らし・さらに頭部の呼吸機能を麻痺~肺気腫や重度な無呼吸・etc.へと発展させる、危険なトレーニングであると言わざるを得ません。

時間を戻せるなら

20代の私は歌が上手くなりたくて1日8時間も無駄な練習をしていました。一般的なボイストレーニングの正体がオペラと知らずに腹式呼吸を相当頑張ってしまいました…。努力の方向を間違っていたからプロシンガーにはなれなかったのです。

喉を開く方法
ボイストレーニング 本