逆腹式呼吸とは
ギター教室に不信感はないけどボイトレには一杯でしょう?みんな何だかウサン臭いと思っているのは何故だと思う?その正体がクラシックの声楽だったから!腹式呼吸はYogaでミックスボイスはフランスオペラだし。社会全体で犠牲になってる純粋なプロ志望の若者達やカラオケファンを守らなきゃ!
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ドイツ唱法の逆腹式呼吸
- 先に述べましたが、日本のクラシックの声楽界はイタリアのベルカント唱法が主流です。その腹式呼吸は、「空気を吸う時にお腹を前に出して、吐くときにへこませる」ようです。
- それに対しドイツ唱法の存在があります。「空気を吸う時にお腹をへこませ、吐くときに膨らませる」、正反対の動きだそうです。ですから「逆腹式呼吸?」と表現しているようです。
腹式呼吸にはイタリア式とドイツ式の2通りの方法があったと言うことでした。そしてそれぞれの筋力の使い方は正反対なのです。それでは重要な質問をします。どちらが健康に良いのでしょうか?どちらがポップスの歌に適しているのでしょうか?
- 答えは、イタリアオペラにはイタリア式の腹式呼吸で、ドイツオペラにはドイツ式腹式呼吸で、呼吸法を変えて歌うことです。
それではさらに質問します。同じオペラのジャンルでも呼吸法を分けているのに、何故イタリア式の腹式呼吸がポップスに「歌の基礎だから」と指導されているのでしょうか?
- まだ世界にポップスのボイストレーニングは誕生していなかったのに、ポップスとは畑違いの声楽系の方がオペラを応用して先に始めてしまったからです。
- 日本の音楽大学の声楽科はドイツではなくイタリアオペラ、ベルカント唱法を導入しました。
- ポップスやロックとは無関係、ベルカントを音楽大学の声楽科を卒業したボイストレーナーさんの都合で、「腹式呼吸は歌の基礎と肯定されていただけです。
- 但し、ポップス・ロックとは無関係、ジャンルの違うクラシックの発声方法です。
今後、オペラを応用したという言葉の使い方が問題に?
「応用」という言葉の使い方の曖昧さが問題になります。「応用して別物のポップスのボイストレーニングを作った」と言い換えられるからです。では質問します。あなたは何か応用するときに、わざわざ遠い正反対のものから応用したりするでしょうか?
- オペラ → ミュージカル → ゴスペル → ジャズ → 演歌 → フォーク → (ロック ・ポップス ・ ハウス)
もしジャズの発声方法が確率されていたら、よりポップスに近いジャズから応用した方が楽そうではないですか?実は世界には、「学問として成立していた発声方法は声楽しかなかった」のです。ですから正反対のオペラを応用するしかなかったのでしょう。言葉とは自分に都合よく「応用」と言い換えることができてしまうものですね….。
腹筋を鍛える
- 「腹筋を鍛えなさい」と良く指導の言葉を聞きますが、ポップスのプロの現場では一度も聞いたことがありません。(ライブハウスでは良く聞いた)
- 腹式呼吸を熟知しているハズの太ったオペラ歌手の方も、腹筋を鍛えているのでしょうか?「インナーマッスルが…」。証明できない返答は認められません。
横隔膜
- まるで横隔膜が呼吸のエンジンのように言います。だけど肺も首も頭部も同じ呼吸のエンジンで、「ふいご」のようにその全体で呼吸しているのです。
- 腹式呼吸はマイクを使わずに大声量で歌うオペラの目的の為に発達した呼吸法です。
- 蓄膿症が進むと呼吸機能が固まり横隔膜も動かなくなっていきます。
歌い方
- もし腹式呼吸を利用してポップスを歌うと、「宝塚歌劇団のような歌」になるハズです。(ミュージカル調という良い意味で引用させて頂きました)
- ポップス指向のあなたはそういった発声を求めているのでしょうか?
- ボイストレーナーさんから、「腹式呼吸がマスターできていれば無意識に支えは働いているもの」と、ウヤムヤに説明されていませんか?
- 腹式呼吸は「筋力で支えて大声量で歌う意図的な呼吸法」なので、無意識に利用することはできません。
「歌の基礎なら腹式呼吸」じゃないと言うことです。実際多くのボイストレーナーさんも「ポップスと腹式呼吸の矛盾」を感じていると思われます。但し「腹式呼吸=ベルカント唱法」なので、もし腹式呼吸を否定してしまったら、自分達のメッソド自体を否定することになってしまうのです。ボイストレーニング業界にとって腹式呼吸は最大の宣伝文句でしたが、同時に「最大の矛盾点」を宣伝して来たのかもしれません。
逆腹式呼吸の存在は、一般ボイストレーニング業界の信憑性を崩す最大の弱点かもしれません。ポップスの発声に今のボイストレーニングは有効とは言えません。
ボイストレーニングを調べられてこのページへたどり着いた方、人間の基礎呼吸の新事実をこのホームページで明かしています。「喉を開く方法」のページだけはご覧になって下さい。健康についての重要な情報です。
参考ページ
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