香川県さぬき市、テアトロン 共鳴ボイトレ教室 Kiss Music
KISS MUSIC高松校BEAMSトレーナーの田村です。
みなさん、テアトロンって聞いたことありますか?
新発売のスイーツの名前?
アメリカの車の名前?
正解は、香川県さぬき市にある野外音楽広場の名前です。
大串という瀬戸内海に突き出た半島の先にあるんですが、瀬戸内海の島景色が一望できるとっても気持ちのいい場所なんです。
すり鉢状の半円の客席の中心(つまりすり鉢の底)にステージがあるんですが、ギリシャの神殿を思わせるような雰囲気で、ヨーロッパに瞬間移動したような気分になります。
晴れた日には、空・海・島・芝生・石の鮮やかなコントラストがほんと美しい!
(http://www.city.sanuki.kagawa.jp/sightseeing/sights/oogushi/theatron)
そういえば、瀬戸内海はよく地中海に例えられますよね。
小豆島の特産品はオリーブ(香川県の県木でもあります)ですし、気候もよく似ているみたいです。
この独特の雰囲気を醸し出すテアトロンという場所は、数々のメジャーアーティストに愛されている場所でもあります。
小田和正さんやスターダストレビューさんは毎年のようにコンサートに来てくれますし、久保田利伸さんやMISIAさん他たくさんのアーティストがこんな片田舎にも関わらず生で見られるのも、このすばらしい会場のおかげですね。
しかし、小田さん、スタレビとくれば次は・・・スキマスイッチじゃないですか?
個人的にぜひ来てほしいものです!
さて余談はこの辺にして、そんなテアトロンですが、ここがもし中世ヨーロッパならオペラの発声方法で遺憾なく生声を響かせたかもしれませんが、時代は現代です。
現代には文明の利器、マイクとアンプがあります。
必要なのは会場全体に響き渡るほどの生声ではなく、マイク乗りのよい声ということになってきます。
オペラとポップスを比べた時に、(特に男性歌手の場合は)なんとなく前者は太く低い声のイメージに対し後者は軽く高い声のイメージではないですか?
これこそが、オペラとポップスが正反対の発声法であるという理由の一つであり、オペラの指導法でポップスを歌おうとしたときに生徒さんが陥ってしまうジレンマの原因でもあります。
東京ボイトレ法、喉を開く方法のトレーニングを行うことにより、共鳴は結果的に(最終的には共鳴のコントロールを意識せずとも)ある1点に固定され、効率よくマイクに声が乗るようになります。
そうすると、みなさんの歌は明るく、かっこよく(これが大事です)変わってきますよ!
ボイストレーニングはジャンルが違えばトレーニング方法も当然変わってきます。
KISS MUSICは今までちゃんと確立されていなかったポップスの分野に東京ボイトレ法という非常にクリアな選択肢を提示しました。
東京ボイトレ法が、ポップスを歌いたい方たちにとっての道しるべになれば、と願っています。