リズム感の改善も!?蓄のう症と喉を開く方法
みなさんはリズム感に自信ありますか?
多くの生徒さんが『リズム感自信ないです』とおっしゃいます。
ではリズム感がある状態っていったいどんな感じなのでしょうか?
そして、リズム感と蓄のう症って関係あるのでしょうか?
大阪校・高松校で指導させていただいているBEAMSトレーナーの田村です。
今回は私自身に起きたリズム感の変化について報告いたします。
もちろん、東京ボイトレ法による変化ですよ!
他のトレーニングは一切していません。
みなさんにお伝えしているのと一緒なトレーニングをコツコツ行っているだけです。
東京ボイトレ法では『8ビート』、『ベーストレーニング』、『joyful joyful』の3つのリズム感(タイミング感と呼んでいます。)のトレーニングを行っています。
実は私は生徒時代、大のリズム音痴で8ビートのトレーニングができませんでした。
あまりの出来の悪さに、当時の平山先生も苦笑されていました。
家に帰ってゆっくりゆっくり歌詞のどの文字がどこに合うのか何度も何度も繰り返しながら確認し、ようやくなんとかクリアできました。
ゆっくり確認しながらハマるところを脳が理解すると、不思議とずれなくなるんです。
リズム感は末端から体幹へ?
その後も色んな曲を聴きながら、また歌詞を歌いながらトレーニングを継続したのですが、そこで変化に気が付きました。
最初は手首やひじが完全に固まって腕全体を一本の棒のように大振りしてリズムと取っていたのですが、だんだん手首の力が抜けてきて、手先がブラブラしてきたのです。
手首から指先までをぐにゃぐにゃ振りながらリズムが取れるようになりました。
さらに継続していると今度はひじの力が抜けて、肩から指先まで腕全体をムチのようにしならせるようにしてリズムが取れるようになりました。
さらにさらにトレーニングを継続していくと、今度は腕の振りに合わせて上半身が動くようになってきました。
上半身の重心を左右に揺らして、背骨に沿った体幹でリズムを取っている感覚でした。
喉を開く方法でリズム感も改善!?
最後の変化は思わぬ形でやってきました。
普段通り鼻のケアをして就寝し、翌朝目覚めたときでした。
首の後ろと腰の真ん中の筋肉が、ズルズルっとゆっくりズレたのです。
この感覚は初めてではありませんでした。
トレーニングをしていて固まった筋肉がほぐれる際によく感じる感覚なのです。
そして次の瞬間、お尻の筋肉が解放されたように感じました。
その時は、新たにほぐれたことで、どんな歌いやすさになるのか楽しみだなあと思っていました。
そして、いつものように生徒さんと一緒に8ビートのトレーニングを指導していると、
(ん?なんだかいつもよりリズムを感じるところが深いぞ!?)
腰の中心か、お尻のあたりでリズムを取っている自分がいました。
座ったままお尻の筋肉が椅子の上で足踏みしているような感じでした。
そこで感じたリズムが上半身全体に波紋のように広がって、なんだかタコが踊っているような、気持ち悪いほどにぐにゃぐにゃした8ビートに(生徒さんすみません、さぞ気持ち悪かったでしょう・・・)
もしかしてこれが邦楽レベル?洋楽レベル?
さらに変化はそれだけにとどまらず。
翌日は定休日、ヘッドホンで音楽を聴きながら外出していた時のことです。
お気に入りリストから適当な洋楽ロックが流れてきた時、
(ん?なんだかいつもと聴こえ方が違う・・・へー縦がそろってるとこんな感じに聴こえるんだ!歌詞の意味なんか分からなくてもなんかそれだけで気持ちいい!!)
文章化する能力が乏しいのでこんな表現になってしまいますが・・・。
そして、次に流れてきたのは日本では超がつくほど有名でヒット曲もたくさん出しているロックバンドの曲。
(ん!?これは、、、なんだ!?ボーカルだけ全然縦がそろってない!!なんかべったりしてて気持ち悪い歌・・・)
さらに自らの仮説を確かめるべく、平山先生お勧めのAC/DCを聞いてみると、、、
(なんて聴きやすーい!!!)
邦楽がちょっと苦手になった瞬間でした(笑)
カラオケに合わせて歌っているときも以前よりもやたらとドラムの音が耳に入ってきて、歌詞と伴奏の縦が合ってない曲だと、目が回りそうに・・・
今までそのように感じたことがなかったので、いかに自分勝手なリズムで歌っていたのかということですよね。
東京ボイトレ法で蓄のう症・副鼻腔炎で固まった筋肉をほぐしていった結果、リズム感も改善されたという報告でした。
みなさんも、蓄のう症で固まった筋肉をほぐしながら、未体験のリズム感を手にしてみませんか?
継続は力なり
田村
PS.サムネイルの写真は先日名古屋へ行った際にいただいた矢場とんさんの味噌カツです。
大阪にもあるそうですが、なんとなく『食べとかないと!』てなっちゃいますよね?
個人的にですが、ボイトレ関係で(自分を)人体実験中。
良い結果が出ましたらまたご報告させていただきます。