女子版スティールボイス公開間近・地声のハイトーンボイス

ボイトレblog(新宿・渋谷・池袋)

先日、川本ノルの3曲目「Fall」のPV撮影に行って来ました。この曲は2オクターブと全音1度の音域を誇ります。普段の私なら絶対に許さない音域です。最高音はA。洋楽女性シンガーでもF#とかGぐらいしか思い当たりません。そこからさらに全音上のA。表現としてはヤバイ領域です。

スティールボイス

一般ボイストレーニング業界は「ミックスボイス」というフランスオペラの概念をポップスに勝手に当てはめてしまいました。そして「メジャーのハイトーンシンガーはみんなミックスボイスだ」と嘘の宣伝を撒き散らしています。

2000年頃からボイストレーナー達が勝手に電子掲示板(2chとか?)でミックスボイスを流行らして行きます。 メジャーシンガーは関係ありません。

それに対抗しKISSはスティールボイス、地声のままハイトーンのまま歌ってしまう概念を生み出したのです。但し1970年頃にはハードロックシンガーは当たり前に地声のハイトーンで歌っていたので、特別な方法ではありませんよ。

スティールボイスの概念は作れても実際の方法論の確立と証明をしていかなければ…、研究しましたよ。喉を開く方法70%以上が前提条件になります。喉が絞まらない状態まで呼吸を改善していないと不可能です。危険です。

川本ノルは喉を開く方法80%

新曲「Fall」でスティールボイスを披露してくれました。後半の地声のハイトーンの破壊力はもの凄いです。そう「破壊力」〜、静と動。優しさと狂気。忍と恨み。ジキルとハイド的な落差が感動を呼ぶことでしょう。

今まで聴いたことがない楽曲です。ですが日本人の琴線に響く懐かしいメロディー。気が付くと、涙がこぼれていることでしょう。

スティールボイスは歌の武器です。

ここだけ読めばボイトレの謎がすべて解ける!

KISSが現代ボイトレの常識を根本から覆します。「生まれつき歌が上手い人」の秘密を是非一度お読み下さい。

喉を開いて高音で歌う方法

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