頭部の空洞について

ボイトレblog(新宿・渋谷・池袋)

こんにちは、古賀です!

本日お話しするのは、頭部の空間はなぜ大事なのかです。

みなさんの中には、歌の練習をする時は喉仏を下げなさいや、あくび喉にしましょうと言われたり聞いたりした方もいらっしゃると思います。
僕も昔は歌う時、「あくび喉で歌わなきゃ」と思い、頑張って喉仏を下げて歌っていました。
ですが喉仏を下げると、自分の出したいロックシンガーのような声ではなくなってしまいます。

そもそも何故、喉仏を下げる必要があるのでしょうか?
理由はさまざま言われていますが、その一つとして喉を下げると声帯(声が作られる場所)から口までの空間が長くなりそこに広い空間が生まれることで、響く声になるということがあるようです。

しかしここで問題になるのが、声質です。
喉仏を下げてしまうと、太くオペラのような声になってしまいます。その結果、ポップスを歌いたい人は、自分の出したい声とのギャップが生まれ、そのギャップを埋めようと結局喉仏を下げずに歌ってしまうのです。そうすると今度は響きを失ってしまい、声量を出す為に叫んで歌うことになってしまいます。

ですがプロのポップスシンガーを見ていると喉仏を上げて歌っていても、きつそうに見えませんよね?
その秘密はKISSがいつも主張していることですが、鼻が詰まっておらず頭部の空間があるので、そこの響きを自然に使うことができているということなのです。


これを歌が苦手な方が再現しようとすると鼻が詰まっているので、頭部の空間を上手く使うことができません。日本人の8割以上が蓄膿症予備軍と言われており、メジャーアーティストのように歌う為には、頭部の呼吸機能のメンテナンスをしてあげることが必要になってきます。

さまざまなメンテナンス方がありますが、KISSではまず鼻うがいをオススメしていますので、ご興味のある方は是非お試し下さい。

それだけでも、少し歌うのが楽になると思います。

ここだけ読めばボイトレの謎がすべて解ける!

KISSが現代ボイトレの常識を根本から覆します。「生まれつき歌が上手い人」の秘密を是非一度お読み下さい。

喉を開いて高音で歌う方法

関連記事一覧

カテゴリー