歌っている時に喉仏は上がる?下がる?

ボイトレblog(新宿・渋谷・池袋)

こんにちは、トレーナーの佐藤です。

9月がスタートして気温も少し下がり過ごしやすくなってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
僕は金髪にしてからというものの、今まで着ていた服が似合わなくなってしまったので、先日アウトレットモールへ買い物に行っていました。冬が来る頃にはまた行かないとなぁと検討しております笑

さて、本日は『喉仏の位置』についてお話ししたいと思います。
ボイストレーニングに興味のある方であれば、一度は「喉仏の位置を下げなさい」ということを見たことや聞いたこと、あるいは教わったことがあるのではないでしょうか?

では実際に『喉仏の位置を下げて』「えー」と声を出してみましょう。



どうでしたか?
低く太い声になったのではないでしょうか。

では逆に『喉仏の位置を上げて』「えー」と声を出してみましょう



今度は高く明るい声になりませんでしたか?

喉仏の位置を下げて発声することで、どちらかというとオペラに近い声に近づいていき、逆に位置を上げることでポップスやロックの歌手のような明るい声に近づいていきます。(稀にメジャーアーティストでも、オペラに近い発声をしている方も中にはいらっしゃいますが…)

それでは、当教室では「喉仏の位置を上げて」と教えているのかというと、答えはNoです。『喉仏は歌っていると自動的に上がるもの』です。


最後にTHE FIRST TAKEで三浦大知さんが燦燦を歌っていた動画をお借りして、本日のブログを締めさせていただきます。
三浦大知さんの喉に注目してもらうと、1:32「手を鳴らして」や1:47「この歌」あたりで喉仏が上がっているように見えませんか?

ぜひ皆さんも普段歌われている曲で、自分の喉仏はどう動いているのか確認してみてください。

 

ここだけ読めばボイトレの謎がすべて解ける!

KISSが現代ボイトレの常識を根本から覆します。「生まれつき歌が上手い人」の秘密を是非一度お読み下さい。

喉を開いて高音で歌う方法

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