歌が上手い人の体感

ボイトレblog(新宿・渋谷・池袋)

おはようございます。トレーナーの山崎です。

もう9月も終わりですね。
少しだけ歌と関係のないプライベートな話をさせて頂くと、最近引越しを検討しています。
その理由は簡単に言うと自分にプレッシャーを与える為です。
去年の4月、5月あたりから1年は、コロナ禍で下手をすると仕事がなくなるのではないか!?というような危機感もあり結構必死に働いてきました。笑
もちろん仕事は大好きで楽しくてやっているので全く苦痛ではないすが。

ただこの上半期は去年と比べて少し安定してきて、本来仕事人間な僕としてはだいぶ遊ばせて頂きました。
バイクの免許を取ってさらにバイクを買って、社長にツーリングに連れて行って頂いたりもしました。

それも最高に楽しかったのですが、あまりに居心地が良すぎてダメになりそうなので(笑)
下半期は家賃によるボディーブローを食らいながらまた必死に働こうと思います。
ドMですね。

生徒の皆様、10月からもよろしくお願い致します。

本当に歌えるようになってしまいました

さて、今日は「歌が上手い人の体感」というお話です。
お陰様で僕自身の歌はかなり良いところまで、「生まれつき歌が上手い人」と同等なレベルまではきていると思います。「トレーナーなんだから当たり前」と思われるかもしれませんが、元生徒としてはこれは奇跡のような出来事なのです。

「もともと歌えなかった人間がアーティストレベルに歌えるようになった」なんて話は世界中を探してもそう見つかるものではありません。もしかしたら本当にKISSだけかも(?)しれません。

歌が上手い人の体感

よく社内で、歌っている時の空気の通りや身体の空洞感がどうか、なぜ音程が外れるのか、正確なピッチで歌えないのか、などの話をします。

「頬の裏の被膜が邪魔で、空気の圧力が断続的になって歌えない」やら「ベロが首の中で接触しているから苦しい」やら、何も知らない人が聞いたら怪しい宇宙人の会話に聞こえることでしょう。笑

ですが、すべて本当のことなのです。
きっと歌が苦手な人はアーティストがどんな体感で歌っているのか、なんて想像もしないしできないと思います。なぜなら根本的に身体、特に呼吸器の状態が違いすぎるからです。
僕自身、昔はそうでした。KISSに生徒として通っていた頃は、先生が何を言っているのか理論的に理解はできても、実感するまでには時間を要したのを覚えています。

それが段々と体感できてくると、「歌える」ってこういう感覚か!これは気持ち良い!と分かってきます。
頭式呼吸の後半では、ひたすら自分の身体の感覚と向き合って、探って歌で使って、どこからともなく痰やら鼻水やらが出てきて…笑
といった感じのことをデトックスと共に繰り返します。

歌えなかった時とは段違いに、特に頭の空洞感や鳴り方、空気が滞りなく流れ続ける感覚がよく分かります。
ちなみに、なぜうちの社長は今より歌えなかった時代からそんなことが分かっていたのか不思議でなりません。
やはり宇宙人なのでしょうか。

自分の身体を理解する

まだ完全ではありませんが、今はどんどん自分の身体の中がどうなっているのか分かるようになってきています。
それを人に伝えることは少し難しいですが、最終的に生徒さんをアーティストレベルで歌わせるならそこが必要で、僕らの仕事です。人間の意識や感覚というのはすごいもので、それが事実であればイメージして使おうとすることで確実に実感へと変わっていきます。
(当然、どこかの業界のようにありもしないことをやれと言われても、一生できるようにはなりませんが。笑)

世の中、自分の身体なのにその状態を全く理解していない人ばかりだと思います。当たり前ですが、感覚が麻痺しているところは歌にせよ何にせよ思い通りに使うことなどできません。
KISSでは、「生まれつき歌が上手い人」がどのような状態で、実際にどういった感覚で歌っているのか、という誰も説明できなかったことを理論的に指導します。
難しく聞こえるかもしれませんが、人間本来の機能を取り戻すだけなので言われれば必ず分かりますよ!

 

 

ここだけ読めばボイトレの謎がすべて解ける!

KISSが現代ボイトレの常識を根本から覆します。「生まれつき歌が上手い人」の秘密を是非一度お読み下さい。

喉を開いて高音で歌う方法

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