ミックスボイスの謎

ボイトレblog(新宿・渋谷・池袋)

こんにちは!山崎です。

いつも誰も読んでいないだろうと思って書いているのですが、意外と読んで頂いている方がいらっしゃるようで、、ありがとうございます。笑

今日は「ミックスボイス」についてお話ししていきますね!

ボイストレーニングを習おうかなと考えていたり、YouTubeで検索したりしている方(特に男性)の中には、楽に高音が出したくてミックスボイスのやり方を知りたいと思っている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

僕自身、高校生の頃にONE OK ROCKや[Alexandros]などの力強い高音に憧れて色々調べた結果、どうやらプロは高い声を出す時に「ミックスボイス」という特殊技術を使っているらしいという“間違った”結論に辿り着きました。

YouTubeでボイストレーナーさんの動画を見て練習したりもしましたが、よく分からないのでボイトレ教室に通ってみようと思い、1年半ぐらい某大手スクールで先生に付いて発声を習っていました。

その時のミックスボイスに対する僕の認識は、「大体A4以上の高音域を地声ではないが、地声のように聴こえる声で楽に出せるもの」といった感じだったと思います。

ミックスボイスの説明として、「地声と裏声を混ぜる、その2つの間の声」のような表現がよく使われますが、あまりピンと来ないけれど自分が出している地声や裏声とは全く別物の感覚なのかなと思っていたのです。

実際にしばらく習って、僕は先生から「ミックスボイスができている」と判定されたわけですが、自分では単に裏声の響きを集めているだけでアーティストのような声質とは全く違うし、歌っていて全然気持ち良くないな〜という感想でした。

これは絶対に違うぞと。。

それもそのはずで、ポップスのプロシンガーの高音はただの地声(ハイトーンボイス)だったということがKISSに来て分かったのですが、当時は地声のまま高音域を歌うと苦しくなったり、声が枯れたりしていたので、それが人間当たり前の状態で、プロはテクニックでカバーしながら歌っているのだと思い込んでいたのです。

だからこそ、初めてネットでKISSの記事を読んだ時は衝撃でした。「プロはボイトレしていない」つまりミックスボイスなどという特殊技術も、腹式呼吸も知らずに歌っている、、ということはもっと根本的な違いがあるはずだ。。

その答えを求めてKISSに来てからもう約6年経ちますが、今では地声のまま高音域を歌っても全く苦しくありません。

歌っている側からすると別に特別なことはなにもしていないよ?という感覚なのですが、根本的に身体の状態が違いすぎて、歌えない人からするとどうやっても不可能なので「ミックスボイス」と呼んで、さも特別な技術であるかのように言われても解らないんだなと今は思います。

そのヒントはこのHPやYouTubeで散々言っていることなのでそちらをご覧頂きたいですが、皆さんが求めるアーティストのような力強いハイトーンボイスを出すには「頭式呼吸®︎」が絶対に必要ですよ!

ここだけ読めばボイトレの謎がすべて解ける!

KISSが現代ボイトレの常識を根本から覆します。「生まれつき歌が上手い人」の秘密を是非一度お読み下さい。

喉を開いて高音で歌う方法

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