腹式呼吸はPOPSが歌えなくなって当然 オンラインボイストレーニング

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こんにちは!今日は、POPSを歌う上でよく指導される「腹式呼吸」について考えてみましょう。実は、この腹式呼吸がPOPSを歌えなくさせてしまう原因なんです。

実験:腹式呼吸で吸えるだけ吸い込んでみて

まず、試しに腹式呼吸でできるだけ深く吸い込んでみてください。ただし、無理せず、貧血で倒れないように注意してくださいね。吸い込んだら、どこまで空気が入ったかを指で指して覚えておきましょう。

どうでしょうか?おそらく胸の中央くらい、もしくはミゾオチあたりまでしか空気が入らなかったのでは?

腹式呼吸の「嘘」とは?

「腹式呼吸はたくさんの空気を吸える」なんて話をよく聞きますよね。でも実際はどうでしょうか?多くの人が指を指した位置は、肺活量の半分程度に過ぎないんです。これでは肺活量が減っているのと同じこと。つまり、POPSでこの方法を使うと歌がうまくならないばかりか、むしろ逆効果なんです。

なぜPOPSにオペラの呼吸法を?

POPSにオペラの腹式呼吸を教えること自体が間違いでした。オペラはマイクを使わず、遠くまで声を届けるために、大量の空気を吸って大声で歌う必要があります。しかし、POPSは繊細な表現が求められ、小さな声をマイクで拾ってPA装置で増幅するジャンルです。そもそも歌い方が違うんです!

腹式呼吸は「道」のつく時代のもの

腹式呼吸って、まさに『道』がつく時代のものだよね」って感じです。たとえば剣道とか柔道とか、昔からの武道では腹式呼吸がすごく大事にされてきたんですよね。体と心を一つにして集中力を高めるためには欠かせない呼吸法だったわけです。

でも今のPOPSでは、そういう呼吸法はもう合わないんです。マイクを使って繊細な表現を大事にするPOPSの歌い方と、大きな声で遠くまで響かせる武道やオペラとは全然違うから。腹式呼吸はその時代の名残りかもしれないけど、今のPOPSにはもっと現代的で柔軟な呼吸法が必要だってことですね。

ここだけ読めばボイトレの謎がすべて解ける!

KISSが現代ボイトレの常識を根本から覆します。「生まれつき歌が上手い人」の秘密を是非一度お読み下さい。

喉を開いて高音で歌う方法

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