聴き取る力とは?
こんにちは!後藤です。
今年も残すところ1か月とちょっとになりましたね。
そろそろ大掃除の時期ですが、皆さんはもう始めていますか?
僕はまだ手つかずなので、今度の休日を利用してやろうかと思います。
片付けの途中で、読んでいなかった漫画や本の誘惑に負けないように頑張ります(笑)
さて、今回は音を感じ取る器官「耳」についてのお話です。
皆さんは楽曲を一曲覚えるのにどのくらいの時間がかかりますか?
いわゆる「耳が良い」といわれている人たちは全く知らない曲であっても数時間で覚えてしまうのではないでしょうか。
ちなみに僕は時間がかかるタイプです。
今回紹介する方法を知るまでは、1曲覚えるのに1か月くらいかかっていました。
聴き取る力
ここからはタイトルにあります、「聴き取る力」とはどういう事なのか解説していきます。
「耳が良い」で多くの方が最初に思いつくことは「絶対音感」ですよね!でも今回はそういう話ではありません。
まずは人間の耳の役割から考えていきましょう。
多くの方は人の話や音楽を聴く時、耳本体に神経を集中させてしまいます。
しかし、人間の耳はあくまで音を聴きやすくするための集音器官です。
「音」とは空気が振動することによって発生するもので、音の高さによって空気の振動幅(周波数)というのが決まっています。またその周波数を耳の鼓膜や骨が、脳内の「聴覚野」という部分に伝えることで人は音を認知しています。
ところが聴覚野の働き方によって、本来鳴っているはずの音が聴き取りずらかったりもするのです。
「モスキート音」といわれるものをご存知でしょうか。
「大人になったら聴こえない高い音」なんて話題にもなりましたよね!
また、人によっては特定の周波数が上手く聴き取れないという場合もあるようです。
聴覚野を意識的に使ってみよう
ではもしその聴覚野を意識的に使えたらどうでしょうか?当然音の捉え方が変わりそうですよね。
脳のある特定の部分を使うなんて難しそうに聞こえると思いますが簡単なので安心して下さい。
まずは今どの程度、聴覚野を使えているのかテストします。
方法は以下の通り↓↓↓
1、普段聴き慣れている楽曲を1曲選んで、いつも通り聴きます【普段の聴き方】
2、後頭部に手を添えて(位置は耳よりもすこし上)そこに第3の耳があるつもりで先ほどの曲を聴きます【聴覚野を意識した聴き方】
あまり変化がない場合は、普段から聴覚野が活発に使われている可能性があります。
集中して曲を聴いたり、覚えようとしている時に使っていなかったか思い出してみて下さい。
2のやり方で聴こえ方に変化があった場合は、色々な曲で試してみましょう。
上手くいけば、今まで平面的にしか聴こえていなかった音が、目の前で演奏されているような立体感のある音に聞こえているはずです。
慣れてくれば、曲を覚えるのが早くなるのでおススメですよ!
いかがだったでしょうか。
レッスン時であれば一緒に確認できるのですが、文章で伝えるには限界がありますね(笑)
今回の内容が参考になれば幸いです!
ではまた次回のブログで。