歌と音程と喉を開く方法のメカニズム

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「何故音程はが外れたりするのか?」と尋ねられて、答えられる人がいるでしょうか?

「音程は脳でとるもの」と、まだ世の中は勘違いしています。でもその常識は間違っていますよ。もしそうならSony Musicで音楽プロデューサーだった私は、歌が上手い人でなければいけなかったからです。いえいえ、10歳の女の子の方が断然歌が上手い訳で…。これは、「音楽的知識や努力だけでは、歌は上手くならない」と言う証明だと思います。今までの歌の練習法は、足りなさ過ぎたのかもしれません。

ですから革新的なボイストレーニング方法が必要でした。

音程は「脳」の命令だけじゃない。

「脳」からの命令で「音程」と言う結果が導かれます。ですが「脳と音程」は単純でダイレクトな関係ではなかったのです。それに加えて重要なのは「気道と筋力と圧力」の関係です。歌は、「笛や管楽器」と同じものでした。

管楽器は空気の圧力で音程が支えられています。ここでは0圧力を基準としましょう。

皆さんも感覚的に分かりますよね。さらにここに脳の音程の命令が加わります。

歌が下手な人の歌い方は、「筋力で音程」を取っている。

喉を開く方法の歌い方は、「圧力で音程」を取っている。

次回は、喉を開く方法こそが喉を開く具体的な方法、について記事を書いていきます。

 

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