初心者のためのボイストレーニングスクール選びガイド
初級者へ伝えたいこと
- オペラの発声法、つまりボイストレーニングについてちょっと話したいことがあります。山下達郎さんは、ボイストレーニングをしないって言ってるんですよね。
- だから、オペラの発声法をそのまま使うのは、POPSを歌う上ではあまり良くないかもしれません。POPSにはPOPSなりの発声法があるから、そこを意識して練習することが大事です。自分に合ったスタイルを見つけて、楽しんで歌っていきましょう!
プロ歌手はボイストレーニングしない
中級者へ伝えたいこと
- 皆さんへお伝えしたいのは、POPSのボイストレーニング、特に「BEAM」や「KISS」のアプローチについてです。これらのメソッドは、まるで「生まれつきの声」に戻すことを目指しています。つまり、自然な発声を取り戻すことで、より自由に歌えるようになるんです。
- 一方で、オペラのテクニックを取り入れると、発声に対する意識が高まり、努力が必要になります。しかし、それがPOPSにとっては必ずしもプラスとは限らないことも覚えておいてください。オペラのテクニックは、表現力や声量を鍛えるには良いですが、POPSの自由なスタイルを損なわないようにバランスを取ることが大切です。
上級者へ伝えたいこと
- Google Mapの口コミについてですが、業者の書き込みが多いことを意識しておくと良いです。特に、実際の体験に基づく口コミとそうでないものを見極めることが大切です
- また、効果に関して言うと、基本的に生徒さんはまだ達成できていない部分が多いため、写真を撮らせてくれないことがあるんです。これも理解しておくと、口コミの信頼性や実際の成果を評価する際に役立ちますね。
ボイストレーニング効果は言葉よりビフォーアフターが安全
POPSへ、オペラのボイストレーニングを持ち込んだ人
セス・リッグスは、アメリカ合衆国のボイストレーナー。ロサンゼルスを本拠地に、ボイストレーニングを行っている。イタリア ベルカント唱法を基に発声法「Speech Level Singing」を考案し、マイケル・ジャクソン等トップスターのボイストレーナーとしてレコーディングやツアーのサポートなど過密なスケジュールをこなしている。ウィキペディア
マイケル・ジャクソンは10歳でデビューしており、ボイストレーニングのお蔭ではないことが分かります。
KISSから見たボイストレーニング業界さんへの提案
はっきりイタリアオペラで指導していることを伝えるべきじゃないですか?
特にプロ志望者には。
- 生徒さんはポップスを習っているつもりかもしれませんが、実際にはオペラのテクニックを学んでいることが多いです。このことが後で問題になると困りますよね。
- 時間が経つと、やっぱりその違いに気づくことがあると思います。
- 声楽の専門用語を使わずに、もっとシンプルに、例えば「この練習はポップスとは違うアプローチが必要だよ」と伝えてあげるといいでしょう。
勘違いの弊害
- ONE OK ROCKのTakaさんはミックスボイスじゃないですよ。
- 他の歌手もそれぞれ独自に歌っています。
- 間違った指導をすると、生徒さんを混乱させることになります。
ボイストレーニングの経験もないメジャーなアーティストをミックスボイスとするのは?
ミックスボイスの概念は、実際にはフランスオペラの発声法に深く関係していますね。フランスオペラでは、声を混ぜて柔軟に使うことが重視されていて、これがミックスボイスの基礎となっています。
重要なのは、その技術をどのように自分の歌に活かすかです。生徒さんには、技術の背景を理解しつつ、自分のスタイルを見つけることが大切だと伝えていきましょう。