頭式呼吸のページを是非ご覧下さい。歌の秘密・前提条件を公開してあります。

プロ歌手はボイトレ受けているの?と尋ねられたら、私の場合はSony Musicの経験しかありませんが、「めったにないかな」と…。ちなみに私はSony Musicで音楽プロデューサーをしていました。健康で正常な呼吸機能が働いているボイストレーニングを必要としていない2700万人からデビューしていると思います。何事にも例外はありますから絶対ではありませんが…。残りの「蓄膿症予備軍1億人以上」側の、歌の前提条件を欠いた人達の間でボイストレーニングが流行っているハズです。

毎年100組?以上もメジャーデビューしているのに、ボイストレーニング教室からデビューしたと宣伝されている人の数は少ないでしょう?その宣伝に使われていた人は初めから歌が上手い2700万人側の人で、その教室に在籍していただけかも。ちょっと否定的に書いてしまいましたので補足しておきましょう。一部の芸能系スクールは確かに業界へのプロモーション力があります。そういったスクールならプロ志望者には価値があると思います。

メジャーのオーディションでは、一回の募集で4万通ぐらい集まります。その中からわざわざボイトレを必要とするシンガーを選ぶスタッフはめったにおりません。何のためにオーディションを開催しているのか意味が無くなってしまいますからね。というよりも、ボイトレ経験者は腹式呼吸のクセがついていて歌がぎこちないので誰も気にかけていないようでした。本当のことです。

アイドルの場合は芸能スクール出身者が多いです。その流れで主流ボイストレーニング(ベルカントの腹式呼吸)の経験もあることでしょう。だけどそのお蔭で歌が上手くなってデビューした…?残念ながら私の周りでは一人も…。もともと健康で歌が上手い優秀な人が選ばれていたと思います。

たまにテレビの企画でボイストレーニングを受けながらデビューするアイドルを見たことがありませんか?デビューした後は例外なくポップスの自然な発声に戻っていますよね。実は戻されているのです。何故ならメジャーのレコーディングスタジオは、ポップスやロックの価値観で働くプロミュージシャン達の現場ですから。オペラの価値観のボイストレーナーさんとは、正反対のことを要求されると思われます。それは当然のことです。

見た目は同じ人間同士に見えても、内部構造が違っていた!

稀にデビュー前からボイストレーニングを習っていたアーティストもいるかもしれないけど、彼らは呼吸機能が正常な2700万人の人間です。歌いやすいので、ボイトレを習う前・初めから歌が上手かったはずです。そのタイプの方には主流ボイストレーニング(オペラ)の感情表現や芸術的指向性はプラスに働くと思います。その意味では少しは効果がある?いや…、害はありません。

それとは対照的な残り8割の蓄膿症予備軍1億人の方。ボイストレーニングを必要とする一般生徒さんの「あなた」だと、その効果は正反対に働きます。何故なら主流ボイストレーニングのオペラの発声方法には、呼吸機能を改善する概念はないからです。まだポップスがない江戸時代前に作られた発声方法(ボイストレーニング)ですから…。ちなみに、現代のアレルギー環境下で腹式呼吸など頑張ると、蓄膿症や副鼻腔炎を悪化させるから危険ですよ。

健康な呼吸機能を維持している人と、蓄膿症や副鼻腔炎の人、二通りのタイプの人間がいることに気づかないままボイストレーニングは指導されてきてしまったのです。その結果、ボイストレーニングを必要としない、「生まれつき歌が上手い人」には効果があっても、ボイストレーニングを必要としている、「生まれつき歌が下手な人」には効果が無し、と言う矛盾をかかえてしまっていたのでしょう。

畑違いの業界。

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レコーディングスタジオはプロミュージシャンを目指す若者達にとっては聖域です。ですから素人のボイストレーナーさんが入ってこられる場所ではありません。というよりも、業界で会うこともなかったかな…。もともとメジャーの音楽業界とボイトレ業界は畑違いなのです。そしてミュージカルやクラシックも別の世界です。

芸能スクールに審査へ行った時にスクールのスタッフさんと話をしても、ボイストレーナーさんとは話す機会はありませんでした。そう、関係者以外に簡単に名刺を渡したりしないのが、Sony Musicで働く私達のモラルでしたので(悪用されることもあるため)。大手企業にお勤めの方なら分かって頂けると思います。

…もしかすると事務所が、ボイストレーナーさんをタレントにして売り出したい目的があった場合、タイアップが成立すれば現役アーティストの名前を借りられるかもしれません。もし有名アーティストの写真が宣伝で使用されているなら、メーカーや事務所が了解しているはずです。よくよく調べてみたらボイストレーナーさんとアーティストが同じ事務所だったり?

ちなみにタレントさんなら、お金を出せばいくらでもOKな人はたくさんいらっしゃるでしょう!カラオケバトルの歌うま芸能人は、ボイストレーニング教室の宣伝にうってつけではないのでしょうか?なかにはアーティスト的なイメージで売っていた方も…。

プロミュージシャンを目指す若者達を守りたい。

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ネットの発達により誰でも情報を流せる時代になりました。私もその恩恵に預かって記事を書いている一人ではありますが…。

ボイストレーナーさんは私達メジャーの世界を想像だけで記事を書かれているようです。ですが自分達に都合良く書いた記事が目立っております。「プロだったらみんなやってるリップロール!」とか。

それに対しトップのプロミュージシャンが情報を発信することは少ないように思えます。今までメーカーにやってもらうことに慣れてしまったからかもしれません。このような状態ですから、素人の方達が流す誤情報のほうが圧倒的に多くなってしまい、勘違いが起こっているようです。多数決に慣らされた国民性ですから。

何故こんな記事を書いているのかというと、プロを目指す若者達を少しでも守りたいからです。メジャーの世界ではオペラの発声は通用しません。気づいた時には手遅れにならないように気を付けてください。私も20代前半に気づかないまま、腹式呼吸にはまってしまい手遅れになってしまいました。自分と同じ失敗をさせたくないのです。

ボイストレーナーさんが悪い訳ではありません。

どうしてもオペラとポップスの指向性と価値観が正反対なので、ボイストレーナーさんを悪いイメージにしてしまっているかもしれません。ごめんなさい。

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今まで学問として確立された歌の発声方法は、「世界的に声楽しかなかった」のです。だからポップス素人の方々がそれに頼って、好きな音楽で仕事を始めてしまったのかもしれません..?でもオペラの発声方法でポップスを指導するのは間違っていると思います。今まで生徒さんに、「良い夢を与えていた」かもしれないけど…。誤情報のせいで傷ついた方もたくさんいたはずです。それがボイストレーニング業界に対するこれだけ大きな不信感につながっているのではないでしょうか?ギター教室やドラム教室に不信感は あまり無いでしょう?ちゃんとロックを指導していますから。

クラシックでは本物のイタリアベルカント歌唱法を研究されています。ポップスはポップスの発声方法を研究するべきです。別にポップスのものであれば共鳴ボイトレ法である必要はありません。50年以上続く誤った連鎖を誰かが止めなければいけないと思います。成功すれば、クラシックの世界のような健全で、アカデミックな業界へ徐々に変わって行くと思います。

ボイストレーナーさんには耳の痛い話だったと思いますが、実は生徒さんが上達しなくて一番苦しんでいるのは、ボイストレーナー自身のハズでしょう?Kiss Musicへいらして、もう一度共鳴トレーナーを目指してみませんか?ちなみに沢山のボイストレーナーさんが習いに来てくださっています。

ポップスのボイストレーニングは無かった?

KISS MUSIC はしっかりプロの世界を見てきたので、一般に行われているオペラの概念を応用したボイストレーニングを初めから行えませんでした。そして「生まれつき歌が上手い人」がデビューしている状況を見て、重要なのは「生まれつき歌が上手い人と、下手な人の違い」、その謎を解くことじゃないのかな?と研究してきたのです。そして共鳴ボイトレ法を開発しました。「個性に影響を及ぼさない」世界初のポップス専用の共鳴ボイストレーニングです。実はまだ世界には、ポップスのボイストレーニングは存在していなかったということらしいです。ボイストレーニングに不信感をお持ちの方は、この記事を読んでスッキリしたハズです。

問題なのは今まで選びたくても「オペラを応用した主流ボイストレーニング」しか選択肢が無かったことなのです!しかし、これからの時代は、共鳴ボイストレーニングの選択肢が増えました。

もちろんオペラを応用したボイストレーニングの方を好まれる方も残るでしょう。だけど腹式呼吸は健康に悪いので お勧めはしません。本家のオペラでも否定的な意見が多いです。腹式呼吸は危険かも

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主流ボイストレーニングの効果。

「有名アーティストを指導した」と宣伝するボイストレーナーさんは多いけど、アーティストは生まれつき歌が上手い人達なので、基本ボイストレーニングの効果ではないと思います。なぜなら私が10歳でデビューさせたアーティストが20歳を過ぎて今活躍しています。しかし、歌は変わらず上手なままです。マイケルジャクソンは5歳でデビューしていますが、大人になっても上手なままでした。初めから歌が上手い生徒さんを指導しましたが、微妙な変化しかありません。何故なら初めから歌が上手だったからです。

ポップスを愛してきた人間達の手で、ボイストレーニングを変えて行きたい。

KISS MUSICは、Sony Music、avexのオーディションファイナルへ2名。大手事務所1名。各事務所のオーディション合格者多数。芸能人の方など、だんだん面白くなってきました…。

あれ?実はこれは凄い確立です。Sony Musicで審査をしていた現役時代を思い出すと、ファイナルに残る人数は40000通から絞られて平均12名ぐらい。その中に主流ボイストレーニング経験者が残る確立は、1人いるかいないかぐらいでしょうか…。共鳴ボイストレーニング経験者がファイナル出場者に残る確立は高い?ということになります。

もし将来、「プロは共鳴ボイストレーニングを受けてるの?」と尋ねられたら、「かもね!」と答えられるよう頑張って参ります。しかし、KISS MUSICの目的は有名人1人を出す為よりも、みんなに歌が上手くなっていく過程を楽しんでもらうことなのです。

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「プロがデビューを応援します」のページもご覧ください。

腹式呼吸はオペラ!【やり方・練習・腹筋・横隔膜・歌い方】の危険性

ボイストレーニング業界に対するKiss music の主張が、ようやくメジャーのプロフェッショナルへ届き始めたようです。

 Kiss Music 御担当者様
「頭式呼吸」Kindle本を購入しました、J-POPの制作をしている〇〇〇〇というものです。J-POPの作詞/作曲/編曲家として主に活動しております。「歌 後鼻漏」にて検索をしてサイトを見つけ、その内容に感動し、Kindle本を購入させていただきました。
僕はいわゆるボイトレ難民で、まだ新人ですが、J-POPで比較的メジャーな作品を手がけさせていただいている御縁で、紹介いただいた有名なボイストレーナーの先生を渡り歩いておりました。その結果、『太い声の歌唱法で声はかなり響くようになったが、非常にオペラ的というか……これを普段の僕の歌、ラップやR&B的歌唱法にどうやって応用したらいいんだろう?』と思っていた矢先、先生のブログの内容は僕の疑問にかなり答えてくださっていました。
僕は、小学生の頃からかなり酷い蓄膿症です。東洋医学の先生に診て貰ったおかげか以前より治ったようなのですが、後鼻漏は間違いなく治っておらず、毎日細かい痰が出すぎて、ティッシュが手放せない生活を送っております。是非、このような素晴らしいメソッドを広めることに、僕自身も協力させていただきたい心持ちです。

発声方法の矛盾 目次

  1. プロ歌手がボイトレや腹式呼吸してる?
  2. ポップスとオペラ(ベルカント唱法)の違い
  3. 腹式呼吸はオペラ
  4. 鼻腔共鳴はオペラ
  5. 喉の開き方
  6. 喉を開く・絞まる・軟口蓋を上げる?
  7. ミックスボイスの定義が感覚でわかる
  8. ミックスボイスの方法と証明
  9. 声区、換声点、融合はポップスに無関係でしょう?
  10. ボイトレ何故なぜ Blog