ポップスのボイトレは実はオペラだった!

ポップスの指導に、オペラの概念が使われています。それが現在主流のボイストレーニングです。ですがポップスとオペラの歌唱スタイルは正反対なので、逆効果になり歌いづらくなります。
私はSony Musicで各種 オーディションの審査員を行ってきました。オペラ系主流ボイストレーニングを受けてきたオーディション参加者はすぐに分かりました。その理由は、ボイトレを受けた痕跡・クセが色濃く残ってしまうからです。 元々声楽の歌唱法の目的は、楽器と同じトレーニングで歌えるようにすることにあります。それはいわゆるオペラ歌手のような歌い方である単一の個性を作り出すトレーニングなのです。それは ポップスのオンリーワンの個性を尊重する方向性と、正反対の効果となって表れます。

大勢が勘違いしています。

これからボイストレーニングを習おうかと考えている方は、大勢のボイストレーナーさんが言っているから正しいように思われるでしょう。そしてチェストボイス、ミドルボイス、ヘッドボイス、軟口蓋など、専門用語を駆使して説明されると、「ボイトレとはそういうな物かな?」と…。ですがそのような専門用語は決して皆さんが目指すメジャーの制作現場のプロフェッショナル達が知りもしない、声楽・オペラの専門用語だったのです。皆さんが目的とするポップスとは畑違い・異分野の概念です。
  • あなたはオペラ歌手のように歌うことが目的でしたか?
  • 元々人間は歌っても苦しくならない構造で生まれています。
  • 苦しくなる原因は蓄膿症です。
  • 軟口蓋を上げても蓄膿症は治せません。

KISS MUSICは喉が絞まる原因は副鼻腔炎、蓄膿症だと証明しました

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KISS MUSICは「本当の喉の開き方」を頭式呼吸で明かしたとおり、日本人の1億人以上は蓄膿症予備軍です。400年以上前、オペラの発声方法が作られた時代は環境汚染が無い時代でした。ですからアレルギーの方が少なかった時代なのです。オペラは「鼻づまりでない」ことが前提条件にあった時代の発声方法です。

ですが現代は交通機関の発達でアレルギーの時代です。もともと健康な人間なら「歌っても喉が苦しくならない」のが正常だったのです。ですが日本の人口の8割以上が蓄膿症予備軍であるために、「歌うと苦しい」と勘違いしていたのです。

「歌うと喉が絞まる」のはオペラの発声方法で解決はできないどころか、ポップスにオペラを応用すると副鼻腔炎、蓄膿症を促進します。主流ボイストレーニング業界の「歌の基礎なら腹式呼吸と言う一方的な考え」が横行したことも、副鼻腔炎、蓄膿症の原因の一つです。

ポップスを口の高さから歌う限り、蓄膿症の方の喉は100%締まる

  • 副鼻腔炎、蓄膿症の日本人は口から歌っています。
  • その場合、音程を取る筋力は、喉の周りの筋力に限定されます。
  • 筋力は使われると、必ず収縮します。
  • 高い声を出せばより筋力は収縮するので、はっきり喉が締まります。
  • 副鼻腔炎、蓄膿症の日本人は、口の高さから歌う限り喉は100%締まって歌うしかないということです。
  • さらに普段の基礎呼吸の筋力習慣も変わり、副鼻腔に空気が流れなくなります。
  • 結果、蓄膿症は加速し40代後半には更年期障害の形で現れます。
  • 副鼻腔炎、蓄膿症と腹式呼吸は危険です。

軟口蓋を上げるという説明は、オペラに有効な喉の開き方であるが…

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  • ちょっとでも軟口蓋を上げると、喉を広げようとする筋力が働きます。
  • すると共鳴の位置は軟口蓋の付近に引っ張られ、声はオペラ歌手のように太くなります。
  • これは太い声で歌うことを美徳とするオペラの価値観にマッチした喉の開き方なのでしょう。
  • またオペラでは後頭部に声を引っ張るように指導しているので、頭蓋骨の後方に共鳴を置くことと合致します。
  • これはオペラの喉の開き方だと思われます。(オペラの専門家ではないので断定できません)

軟口蓋を上げると太い声になってしまうので、ポップスには有効ではありません

軟口蓋を上げる実験

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  • 「アー」と口先で声を出して、次に軟口蓋を上げてみましょう。
  • 声は太くなりますね。
  • そのような声でアーティストは歌っていますか?
  • ボイストレーニング業界はオペラの概念を応用してポップスを指導していらっしゃいます。
  • 私はポップスの概念で指導するべきだと主張しております。
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ボイストレーニング業界に対するKiss Music の反意が、ようやくメジャーのプロフェッショナルへ届き始めたようです。
 「頭式呼吸」Kindle本を購入しました、J-POPの制作をしている〇〇〇〇というものです。J-POPの作詞/作曲/編曲家として主に活動しております。「歌 後鼻漏」にて検索をしてサイトを見つけ、その内容に感動し、Kindle本を購入させていただきました。
僕はいわゆるボイトレ難民で、まだ新人ですが、J-POPで比較的メジャーな作品を手がけさせていただいている御縁で、紹介いただいた有名なボイストレーナーの先生を渡り歩いておりました。その結果、『太い声の歌唱法で声はかなり響くようになったが、非常にオペラ的というか……これを普段の僕の歌、ラップやR&B的歌唱法にどうやって応用したらいいんだろう?』と思っていた矢先、先生のブログの内容は僕の疑問にかなり答えてくださっていました。
僕は、小学生の頃からかなり酷い蓄膿症です。東洋医学の先生に診て貰ったおかげか以前より治ったようなのですが、後鼻漏は間違いなく治っておらず、毎日細かい痰が出すぎて、ティッシュが手放せない生活を送っております。是非、このような素晴らしいメソッドを広めることに、僕自身も協力させていただきたい心持ちです。

発声方法の矛盾 目次

  1. プロ歌手がボイトレや腹式呼吸してる?
  2. ポップスとオペラ(ベルカント唱法)の違い
  3. 腹式呼吸はオペラ
  4. 鼻腔共鳴はオペラ
  5. 喉の開き方
  6. 喉を開く・絞まる・軟口蓋を上げる?
  7. ミックスボイスの定義が感覚でわかる
  8. ミックスボイスの方法と証明
  9. 声区、換声点、融合はポップスに無関係でしょう?
  10. ボイトレ何故なぜ Blog