歌の練習をしていて、陥りやすいのが自分のできてないところばかり気になって、歌うことが楽しくなくなってしまうことです。

真面目だったり、完璧主義だったり、真剣であればある程、そうなりやすいのではないかと思います。

 

これは私の経験ですが、ボイストレーニングに通い始めて間もない頃、歌っている間、自分の歌をずっと評価しながら練習していました。

『あ、今の音ちょっと届かなかったな…』

『あ、タイミングが早くなっちゃった…』

『次は音が上がるけど届くかなぁ…(不安)』

という感じで…

 

1人で練習してる時はもちろん、人前で歌ってる時や、発表会の時にもずっと自分の歌を客観的に聞きながら歌う癖がついていて、それがプラスに働くならいいのですが、どちらかというと

『上手くいくか不安』

という気持ちを抱えながらなので、変に力んでしまって、練習の時にできていたところが思うようにできずに、歌いながら (あー失敗した..) と思ったり…

歌うことは凄く好きでしたが、自分のできない所ばかり目について、楽しくなくなってしまった時期がありました。

 

このままだと、歌うことが嫌いになってしまうかも…と思って、トレーニングのことも、上手く歌うことも全部忘れて、ただ楽しく歌ってみようと思って思いっきり歌ったら、すごーく楽しくて、やっぱり歌うことが好きという気持ちや楽しむ気持ちを大切にしようと思いながら練習するようになりました。

 

前回、『客観的に聴いてみる』 というブログを書きましたが、もちろんちゃんと現状を把握することは大切なことです。でも、そのことがマイナスに働いてしまって、歌うことが辛くなってしまうようなら、そこから離れて、『ただ純粋に楽しむ 』ということをしてみてください。

歌うことがただただ楽しい!という根本の気持ちを思い出せるはずです。

 

そして、私たち講師は皆さんと同じような悩みを経験していたりするので、遠慮なく聞いてみてくださいね。

みなさんが、歌うことを楽しんでもらえるようなお手伝いができたら嬉しいです。

 

山下