ポップスやロックを先導してきた洋楽。何故日本人の私達は洋楽アーティストのように歌えないのだろう?その謎を解いてきたのが「共鳴ボイトレ法・頭式呼吸」です。

洋楽アーティスト達は明らかに顔面の表情筋がダイナミックに動いています。反対に外国人から見た日本人は「何を考えているか分からない?」と言われてしまいます。それは感情が表情に出さない文化で育ったからです。

発声の為の筋力習慣は、言語や文化、いわゆる環境が影響を及ぼしています。その意味でいうとポップスやロックは「英語から生まれた音楽・文化」だと思います。

各国の民謡を比較すれば良く分かります。その民族の言語で歌いやい音階の特徴が分かるはずです。特に日本の民謡と英語圏の民謡は似ても似つかない…。日本人が洋楽を歌うと難易度が高いと感じるのは当然ですよね。

東京弁と大阪弁の発声の違い

大阪校を開校して直ぐに気付いたことがあります。それは東京よりも大阪の中年男性・女性は、声が枯れている比率が高いことです。しゃべっている声の音程も低いです。いわゆる大阪のおじちゃん、おばちゃんのイメージの声です。独特ですよね!

そういえば関西系のボーカリストは昔から声が枯れている人が多かったな!と思いました。

上田正樹さん。大好きでした。大阪のAOR。

極端に言うと憂歌団さん。

今のあなたの声は、「本当のあなたの声」ではありません。

殆どの日本人は、今話している声が自分の声だと勘違いしています。人間の声は発声の為の筋力習慣によって決まっています。今はたまたま東京弁や大阪弁の影響した筋力習慣の「あなたの歌声・話し声」なだけなのです。ですからその筋力習慣をプロデビューできたメジャーアーティストや声優さんと同じ状態に近づける?いや、正常な状態へ戻してあげると…。ほら、歌いやすいでしょう!

しわがれ声も若いころの声に戻すことが可能です。大阪のおじちゃんも子供の頃から「大阪のおじちゃんのダミ声」ではなかったハズです。その人の人生の過程で無意識に選択してきた指向性が今の声であり、個性なのかもしれません。

年を取ると高い声が出なくなる?のウソ

これは嘘ではありません。実際年をとると高い声が出にくくなっている人が多いですよね?だけど嘘ではないけど間違っています。何故高い声が出なくなるのかと言うと、皆さんが行ってる一般ボイストレーニング(オペラ)の誤った常識が関係しています。オペラ的発声の基本「地声の発声」は、「太く低い声」を生み出すことに的しています。そのような発声イメージ、例えば腹式呼吸などの誤った常識が作り出した常識に捕われていくと、「年を取ると高い声が出せなくなる」のです。だって発声の筋力習慣が変えられてしまいますから。

ポップスやロックを習ってるつもりでいたら、実はオペラのボイトレだった?それはあなたの目的と逆効果の指導を受けていることになります。

共鳴ボイトレ法・頭式呼吸

「共鳴ボイトレ法・頭式呼吸」は正反対の発声方法です。なので正直いうと、現代のボイストレーニングの常識でKiss Musicの共鳴ボイトレ法を理解したり評価することは不可能です。だって正反対なのですから。

一般ボイストレーニングの低音化とは違い、どんどん高音発声になっていきます。その代表が「スティールボイス」。地声のままハイトーン歌う方法です。